こんにちは。
ファスティングセラピスト、ナオミんです。
最近よく耳にする「グルテンフリー」って、
みなさんも一度は聞いたことがあるんじゃないでしょうか?
芸能人やモデルさんが取り入れているのを見て、
「なんとなく体に良さそう…?」
って感じている方も多いと思います。
でもその一方で、
「小麦アレルギーじゃないのに、わざわざグルテンフリーにする意味ってあるの?」
っていう声もよく聞くんです。
たしかに、アレルギーがない人にとっては、ちょっとピンとこないかもしれませんよね。
でもね、実はグルテンや小麦を少し控えることって、
アレルギーの有無にかかわらず、腸内環境やメンタルのケアに役立つことがあるんです。
今日はそんな、「グルテンフリーって本当に意味あるの?」
という疑問に、やさしくお答えしていきますね。
🍞「グルテンフリーは意味ない」って本当?
「小麦アレルギーじゃないなら、グルテンフリーにしても意味ないんじゃない?」
そんなふうに思っている方も、少なくないかもしれません。
でもね、これは半分正解、半分不正解なんです。
アレルギーがない人が小麦を食べたからといって、
すぐに不調になるわけではありません。
でも、小麦に含まれる「グルテン」や、
農薬の影響が腸内環境や神経、ホルモンバランスにじわじわと影響する可能性があるって、知っていましたか?
🧪小麦に含まれる農薬が気になる理由
実は、日本で使われている小麦の多くは海外からの輸入品。
そこには、たとえば「クロルピリホスメチル」や「マラチオン」など、
神経に影響する農薬が使われていることがあるんです。
特に妊婦さんや、妊活中の女性、小さなお子さんには注意が必要とされています。
あるアメリカの研究では、
お子さんの尿からごく微量の農薬が検出されただけでも、ADHD(注意欠陥多動性障害)のリスクが約2倍に上がるという報告もあるほど。
アメリカ小児科学会でも、「妊婦さんや子どもは、微量でも農薬の摂取を避けるべき」とはっきり警告しているんですよ。
🦠グルテンが腸に与える影響とは?
グルテンは、小麦やライ麦、大麦などに含まれるたんぱく質の一種。
でもこのグルテン、実は腸の粘膜を傷つけたり、腸内環境を乱したりしてしまうことがあるんです。
腸のバリア機能が弱まると、アレルギー反応や慢性的な炎症の原因になることも…。
最近よく聞く「腸活」も、実は腸と心(メンタル)のつながりに注目しているからなんです。
ストレスや不安感が強いときこそ、
腸内環境を整えることが、心にもやさしいケアになることが多いんです。
🥖昔の小麦と今の小麦、実は別物?
「昔のヨーロッパの人たちは毎日パンを食べてたけど、元気だったよね?」
って思われた方もいるかもしれませんね。
でもね、実は今の小麦は昔のものとはまったく違うんです。
現代の小麦は、収穫量を増やすために品種改良されていて、
グルテンの含有量が増えているんです。
さらに、収穫前に使われる除草剤「グリホサート」が残留していることも…。
このグリホサートは、腸内の善玉菌を減らし、うつや不安感と関連があるのではともいわれています。
昔の小麦と今の小麦はまったく違う
「昔のヨーロッパの人たちは毎日パンを食べてたのに、みんな元気だったじゃない?」
と思った方もいるかもしれません。
でもね、実は昔の小麦と今の小麦はまったくの別物なんです。
現代の小麦は、収穫量を増やすために改良された結果、グルテンの量が増えたり、除草剤「グリホサート」などの農薬が残留しやすくなっていたりするんです。
このグリホサートは、腸内の善玉菌を減らしてしまい、不安感やうつ傾向の増加とも関係しているといわれているんですよ。
🍚グルテンフリー=小麦ゼロじゃなくてOK!
「パンもパスタも大好き…もう全部やめなきゃいけないの?」
って心配になった方、どうぞご安心ください。
私が伝えたいのは、「小麦を完全にゼロにしましょう」ということではなくて、
「ちょっとだけ減らしてみませんか?」という“ゆるグルテンフリー”のご提案なんです。
たとえば、こんな風に取り入れてみてはどうでしょう?
- 朝のパンを週に2回、おにぎりに変えてみる
- 外食が続いた翌日は、小麦をお休みしてみる
- 米粉やそば粉を使ったメニューを試してみる
この“ちょっと変える”習慣が、
体と心にやさしい変化をくれることもあるんです。
🌿ファスティングとの相性も◎
実は、グルテンフリーの暮らしは、ファスティングともとっても相性がいいんですよ。
ファスティングでは、腸をしっかり休ませることがとても大切。
そのため、腸に負担をかけやすい小麦やグルテンを控えることで、体がよりスムーズに整いやすくなるんです。
特にファスティングの準備期・回復期に小麦を避けると、
腸内環境のリセット効果も高まるといわれています。
実際にファスティングを体験された方からは、
- 「体が軽くなった!」
- 「頭がスッキリした」
- 「気分が明るくなった」
という嬉しいお声をたくさんいただいています。
💬「意味ない」と決めつけず、自分の体に耳を傾けて
グルテンフリーは、単なる流行ではありません。
特に妊娠中・妊活中の女性、小さなお子さんを育てている方には、
ぜひ知っておいてほしい知識なんです。
「グルテンフリーって意味ないんじゃない?」と決めつける前に、
まずは少しだけでも、自分の体の声に耳を傾けてみてくださいね。
パンやパスタを楽しむ日があってもOK。
でも時には、お米や米粉のやさしいごはんにしてみる。
そんなゆるやかなグルテンフリーの暮らしを、
あなたの毎日に、少しだけ取り入れてみませんか?😊